初春の展示~寅年を迎えて~
2010年 1月 4日 [月] ~ 3月 15日 [月]
庚寅年にちなんで虎を題材とした作品を展示します。また、小特集として、トラと言えばお酒・・・という訳ではありませんが、盃のあれこれを展示します。
■「月下乳虎図」 堀江友聲作
親子の虎が笹の下から月を見上げる様子を描き、虎の絵としては穏やかな雰囲気が漂っています。この画は、当時出雲のお寺が所蔵していた岸駒が親、岸岱が子を描いた合作を、堀江友聲が少し図柄を変え写した作品で、松を竹に変え、月を加えています。
■下右)「龍虎図」 岸連山作
■下左)「龍虎図」 龍:上代英彦 虎:岸連山
連山と合作している上代英彦は、島根県三刀屋町生まれ。岡本豊彦門下で四条派を学びましたが、幕末頃郷里へ帰りました。龍だけ比べると、むしろ連山の作品よりも力強さが感じられるのではないでしょうか。
■左)絵替蒔絵五ヶ組盃 鷹、鶴、孔雀などを高蒔絵で表した五つ組の盃。最も大きい盃には三升、最も小さい盃に五合、全て合わせると、七升の酒が入る大盃です。
下)牡丹蒔絵花月台・松鷹・竹鶏・梅鶴蒔絵三つ組盃 梶川作