花鳥風月 前期展
2023年3月21日(火)~5月21日(日)
先人達は、あらゆるものに美を見出しそれらを暮らしを彩る絵画や工芸品の中に再現してきました。
咲く花に散る姿を思い、「もののあわれ」や「侘び」「寂び」といった言葉から、逆に様々な自然の営みを想像する。
日本の文化は長い年月の中で、そんな風に芸術の表現と鑑賞する人の心、両方を育んできたのです。
作品の中に入り込み、その世界に遊ぶ・・・そんな楽しさも感じていただければ幸いです。
【作品リスト】
金地鶴図屏風(狩野派)/牡丹撫子図(竹屋町刺繍)/梅鵯図(狩野松栄)/梨子地糸芒歌絵蒔絵手箱/柘榴寿帯鳥図(藝愛)/梨子地雉蒔絵待合硯箱/古筆切『桂切』/梨子地月に木菟見返萩蒔絵硯箱/百人一首折帖(近衛信尹)/三十六佳撰(水野年方)/花鳥図(田能村直入)/滝日の出時鳥図(中島来章)/墨梅図自画賛(張紅蘭)/鉄線蒔絵提げ重/嵐山栂尾図屏風(古市金峨)/梅桜松地紋兎鐶付釜(根来実三)/月下狸図画讃(鳥文斎栄之 讃・蜀山人)/簾牡丹蒔絵高坏(春斎)/黄地色絵秋草文鉢(四代土屋善六)/光琳梅蒔絵錫口香合(五代小島漆壷斎)/染付孔雀香合/堆朱木槿文香合/秋の夜棗(七代中村宗哲)/蘭蝶蒔絵平棗(五代 小島漆壺斎)/朝顔図(柴田是真)/散らし梅文茶碗(長岡空味)/仁清写緋桃文茶碗(真葛長造)/雪に白鷺文茶碗(夜寒焼)/梨子地富士山蒔絵茶箱 等37点
展示作品
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企画展『大社にちなんで』
2023年6月7日(水)~7月9日(日)
千家・北島両国造による書画、大社町絵図(江戸時代後期)、大鳥居建立(大正4年)、神苑整備(昭和9年)、神国博覧会(昭和28年)の様子を伝える写真や絵葉書から、ちょっと昔の大社の姿を振り返る企画展です。
【主な展示作品】
●出雲国大社之図 (歌川国久)●大黒天像画讃(北島全孝・脩孝)●大社町絵図(江戸時代後期)●九神像 ●天神像画賛(賛・千家俊勝)●金輪寺-大鳥居古材にて造る-(五代漆壷斎)●釣瓶水指-大鳥居古材にて造る-(舟木定次郎)●大社造営沿革社図 ●「神国博覧会」記念誌
【和歌〈掛物・短冊〉】千家尊朝、千家尊福、千家俊信、千家尊孫、千家尊澄、北島脩孝、北島全孝、北島善子など
【絵葉書】●皇太子山陰道行啓記念絵葉書(明治40年) ●海水浴みやげ絵葉書(明治後期~)
●出雲大社絵葉書(明治~昭和初期) ●神苑竣工記念絵葉書(昭和9年)
など約50点