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ー出雲今昔Ⅳー  杵築文学

2023年1月7日(土)~3月6日(月)

江戸時代、出雲大社周辺の人々を中心におこなわれていた文芸活動を、『杵築文学』と呼んでいます。
 手錢家には和歌や俳諧をはじめとした杵築文学関係資料が数多く伝来しており、平成16年から島根大学と共同でこれらの資料についての調査研究を続けています。
 そこから見えてきたのは、これまでほとんど知られていなかった、江戸時代の杵築地域の文芸活動の豊かな姿でした。
 近年、和歌・俳諧資料に加えて狂歌や漢詩文に関する資料も見つかり、文芸資料と蔵書資料との関連についても少しずつ分かってきています。
 今回の企画展『出雲今昔Ⅳ 杵築文学』では、和歌・俳諧・漢詩・狂歌を中心に「学習」「交流」「発信」という三つの視点で選んだ百点あまりの資料を展示しました。
 江戸時代の杵築の人々が、広く深く軽やかに、様々な文芸を楽しんでいた様子を、少しでも知っていただければ幸いです。

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